11月28日 Targeting KRAS Driven Pancreatic Cancer: A Reality after 40 Years
CHEMEXPRESS JAPAN
平素よりMedChemExpress製品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
CHEMEXPRESS JAPAN社では最先端の研究に携わる研究者をお招きし、Webセミナーを開催しております。
この度、下記の通り開催する運びとなりましたのでご案内申し上げます。
■日時:令和7年11月28日(金)午前0:00 開始 (日本時間)
■聴講料:無料
■演者:Mariano Barbacid, Ph.D.
スペイン国⽴がん研究センター (CNIO) 分⼦腫瘍学プログラム・実験腫瘍学グループリーダー
がん研究の先駆者として、ヒト癌遺伝子(H-RAS)を初めて同定した他、肺がんや膵臓がんを含む約20%のヒトがんにおける RAS 遺伝子の役割を明らかにしました。
現在もなおRAS変異によるがん研究の最先端を率い、高度な遺伝子改変モデルマウスを用いた新規分子標的の同定、治療成績の改善を目標にご研究に励まれています。
■演題:Targeting KRAS Driven Pancreatic Cancer: A Reality after 40 Years
■内容:下記についてご講演いただく予定です。
① 膵臓がんの主要な要因である KRAS 変異は治療成果を限定させる
② トリプルターゲット戦略によりマウスモデルで完全かつ持続的な腫瘍退縮を達成
③ 新しい薬剤の併用療法はPDAC 治療をどのように変えるか?
KRAS変異はPDAC症例の90%以上に関与していますが、KRAS を直接標的とすることは長らく困難と考えられてきました。最近のブレークスルーにより、ソトラシブなどのKRAS阻害剤が開発されましたが、急速な耐性化によって治療での成果はまだ限定的です。演者は遺伝子改変モデルマウスと薬理学的検証を通して、マウスおよび患者由来移植腫瘍において再発なく持続的に腫瘍縮小が達成されることを示しました。
ご研究の参考、刺激となれば大変嬉しく存じます。皆様のご参加をお待ちしております。
株式会社CHEMEXPRESS JAPAN
(MedChemExpress日本法人)
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