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【年表で辿る】タカラバイオの挑戦、バイオテクノロジー革新の軌跡&旬な製品情報!

2025年7月10日 メーカー記事
 

今回はバイオサイエンスの研究には欠かせない製品を数多く販売しているタカラバイオ社をピックアップ!
実験でだれもが一度はお世話になったことがあるのではないでしょうか??
国産初の遺伝子工学用試薬の販売から現在までのタカラバイオ社の歴史を振り返ってみましょう!

日本初!遺伝子工学研究用試薬の販売からはじまったタカラバイオの歩みとこれから

タカラバイオは、バイオテクノロジーの最前線で研究開発を推進し、革新的な技術と製品を提供し続けています。1979年の試薬事業から始まり、遺伝子解析、そして遺伝子治療、CDMO事業へと、その歩みは常に生命科学の発展と共にありました。ここでは、タカラバイオがたどってきた主要な歴史と、未来へ向かう挑戦をご紹介します。

タカラバイオのあゆみ

1979年

試薬販売開始のイメージ

国産初の遺伝子工学研究用試薬・制限酵素を販売し、試薬事業を開始。

1988年

PCR法システム導入のイメージ

PCR法による遺伝子増幅システムの国内独占販売権を獲得。

2000年

ドラゴンジェノミクスセンター

遺伝子解析サービスを開始。

2002年

寳酒造株式会社よりバイオ事業を継承し、タカラバイオ株式会社を設立。

2008

日本初の体外遺伝子治療の企業治験を開始し、遺伝子治療事業に参入。

2014

遺伝子・細胞プロセッシングセンター竣工のイメージ

滋賀県草津市に遺伝子・細胞プロセッシングセンターが竣工し、CDMO事業を開始。

2020

プロセッシングセンター2号棟稼働のイメージ

遺伝子・細胞プロセッシングセンター2号棟が稼働。

未来へ ✨

バイオテクノロジーの
さらなる発展

タカラバイオ注目製品セレクション2025

Curio Trekker Single-Cell Spatial Mapping Kit Curio Trekker™は、シングルセルRNAシーケンスデータに空間情報を付加する革新的な試薬キットです。DNAバーコードを搭載した10 µmビーズを用いて、組織切片上の細胞核をセグメンテーションなしで空間的にタグ付け。これにより、真のシングルセル空間トランスクリプトーム解析が可能になります

タカラバイオでは、Curio Trekker技術を用いた空間トランスクリプトーム解析サービスを行っております。従来のシングルセルRNA解析に空間的な位置情報を加えることで、組織内の細胞配置と機能の関係性を高解像度で可視化します。


Nio™+ system/Nio™ systemは、デジタルPCR(dPCR)解析に必要なすべての工程を1台で完結できるオールインワン型のデジタルPCRシステムです。ドロップレットの作製、PCR反応、シグナル検出、解析までを自動で行い、直感的な操作と高精度なマルチプレックス解析を実現します。

タカラバイオはこんな会社!タカラバイオ担当者様からのコメント

担当者
.タカラバイオ株式会社は、寳酒造株式会社(現在の宝ホールディングス株式会社)のバイオ事業部門としてスタートし、1979年に制限酵素を国内で初めて製造・発売、1988年にはPCRシステムの国内独占販売権を取得するなど、試薬事業の基礎を築きました。
 2002年、寳酒造の分社化によりタカラバイオが設立され、現在は、試薬/機器事業とCDMO事業を通じたバイオ創薬基盤技術の開発を進め、ライフサイエンス産業のインフラを担うグローバルプラットフォーマーを目指しています。
 私たちはこれからも、ライフサイエンス分野の研究支援や遺伝子治療などの先端医療の社会実装化の取り組みを通じて、人々が健康的な生活を楽しむことのできる社会づくりに貢献します。 .

遺伝子工学の試薬事業から発展したタカラバイオは今ではライフサイエンス分野の研究に広く貢献しています。日本国外にも展開し、まさにグローバルワイドに活躍する日本発のライフサイエンス企業です。

タカラバイオ社の発展が日本のライフサイエンスの発展にも大きくつながりますね!今後の動向に大注目です!

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