ショートリードVSロングリード
昨今、次世代シーケンサーを用いた技術の進歩は目まぐるしく進んでいます。
次世代シーケンサーを利用した研究・実験をされる際にショートリードシーケンスがコスト面、技術面においてもメインの技法となっておりましたが、近年の技術革新により、ロングリードシーケンスのメリットが最先端の研究で注目されています。
またロングリードシーケンスの解析精度も上がっていることから、ロングリードシーケンスを選択(ないしショートリードと併用し)研究を進めることも増えてきています。
ここでロングリードとショートリードのメリットをまとめてみます。
ロングリードシーケンス
・長いDNA断片のシーケンスが可能
(10kb〜数十kb※サンプル状況や実験環境により異なります。)
・ゲノムの繰り返し領域や、複雑な構造の検出
‥‥などなど
ショートリードシーケンス
・結果が早く出て、ロングリードに比べ低コスト
・短い配列で正確な結果の取得
‥‥などなど
それぞれの得意不得意を理解し、研究計画に沿って選択することが必要となります。
最新情報をキャッチしよう!セミナー紹介
ロングリードシーケンスにおいては、技術進化をした製品の発表スピードが早くなっています。
最新の情報をキャッチし、取り入れることが重要です。
このセミナーでは、先日PacBio本国で発表になった最新の「Kinnex」キットのご紹介だけでなく、ロングリードの基礎知識も解説いただきます。
また、完全長cDNAをシーケンスするIso-Seqについての受託サービスのご紹介もございます。
視聴いただくことで、よりロングリードシーケンスへの理解を深めるだけでなく、研究に応用できるセミナーとなっております。ご参加登録をお待ちしております。