近年、空間の特定領域においてターゲットの特徴を網羅的に評価することが可能な技術である「空間トランスプリトーム解析」が非常に注目されています。
この「空間トランスクリプトーム解析」では組織切片から空間的情報とmRNA全体の遺伝子発現プロファイルとを組み合わせることで網羅的解析ができる為、「発生学」「疾患病理学」「臨床研究」への応用が期待されています。
目次
- GCATbio社 STOmicsとは
1-1. Stereo-seq キットについて
1-2. アップストリーム・ダウンストリーム解析
1-3. 解析ツール Stereopy - MiRXES社 空間トランスクリプトーム解析
- サイサチ受託カタログでの取扱開始
- 空間トランスクリプトーム解析技術 「STOmics パンフレット Stereo-seqソリューション」カタログダウンロード
1.GCATbio社STOmicsとは
BGIグループのGCATbio社が開発した「STOmics」は、業界最高レベルの広視野と空間解像度を有し検出遺伝子数にも優れたin-situ全トランスクリプトーム研究を可能とする画期的な技術です。
「STOmics」は高価な専用装置を必要とせず、MGI社の次世代シーケンサーと専用試薬で実施できるため、初期投資コストも抑えた運用が可能です。
1-1. Stereo-seq キットについて
「STOmics」外部製品の『Stereo-seq キット』を購入して、ご自身のラボでStereo-seq を実行可能です。
組織からシーケンシング対応の全トランスクリプトームライブラリーを10 時間以内に生成することができます。
これらのStereo-seq キットをご希望の場合はリカケンホールディングスグループ(理科研・並木薬品・片岡・セイミ)の担当までお声がけください。
1-2. アップストリーム・ダウンストリーム解析
ImageStudio 映像スタジオで、ステレオシーケンスデータの結果に主要な画像機能を操作する直感的な手動ツールを提供します。
SAW (Stereo-seq解析ワークフロー)で解析することによって大視野超高解像度大容量データの効率的処理をし、独自の細胞セグメンテーションアルゴリズムにより、単細胞レベルのデータが入手可能になります。
1-3. Stereopy
Stereopy は、BGI 研究所が開発したオープンソースのpython ツールキットで、データマイニングと空間トランスクリプトミクスデータの基本的な可視化に特化しています。
↓↓受託解析で実施したい際には MiRXES社の空間トランスクリプトーム解析 Stereo-Seq解析がご利用可能です↓↓
2.MiRXES社 空間トランスクリプトーム解析 Stereo-Seq解析
【サービス特徴】
1.切片切り出しからFASTQやQCデータ出力までのフルサービス。
2.お客様は凍結組織を送付するだけ。
3.ご自身での技術を習得や機器類のアップデートをする必要はなく、時間の節約が可能。
4.DNBSEQ-T7によるハイスループット解析。オプションでスペシャリストによるバイオインフォマティクス3次解析まで行えます。
3.サイサチ受託カタログでの取扱開始
サイサチではMiRXES社の空間トランスクリプトーム解析 Stereo-Seq解析サービスを取り扱いを開始しました。凍結組織を送付するだけでオールインワンパッケージで解析まで完結するタイムパフォーマンス、コストパフォーマンスに大変優れたサービスです。
「Stereo-seq キット」の製品販売、STOmics技術使用の受託サービスをどちらも取り扱っております。
詳細はリカケンホールディングスグループ(理科研・並木薬品・片岡・セイミ)の担当までお声がけください。
4.空間トランスクリプトーム解析技術 「STOmics パンフレット Stereo-seqソリューション」カタログダウンロード
「STOmics」のより詳細な情報が掲載されたカタログ(全8ページ)のダウンロード・閲覧をご希望の方は下記ダウンロードフォームにご登録をお願い致します。
フォーム送信後、ご登録アドレスに届きますメールよりダウンロード可能となります。
※ご注意※
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「saisachi-top@rikaken-hd.co.jp」から届くメールについて迷惑メールに入らない設定をお願い致します。
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