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【注目】ロングリードシーケンス技術

2023年6月20日 お役立ち記事
 

ロングリードシーケンス

これまでのショートリードシーケンスと比較しとても長いDNA断片のシーケンスを可能にするのが、ロングリードシーケンスです。
ショートリードシーケンスでは網羅的にDNA塩基配列を解析できる一方で、ロングリードシーケンスではゲノムの複雑な構造やその変化などを検出する事ができ、遺伝子疾患ゲノムの解析に応用が期待されています。
このページでは、最新のロングリードシーケンス技術を利用した製品やサービスを紹介致します。

目次

  1. ロングリードRNA-Seq解析(Iso-Seq)
  2. ヒト全ゲノムシーケンス解析/ヒトエクソーム解析
  3. ロングリードシーケンシングパネル
  4. 関連セミナー
  5. まとめ

1.ロングリードRNA-Seq解析(Iso-Seq)

パシフィックバイオサイエンス社のロングリードシーケンサー PacBio SequelⅡを用いて遺伝子配列の取得を行う解析です。
得られたシーケンスデータを参照配列に対してマッピングすることで、ショートリードでは難しかったアイソフォームごとの発現量解析や、新規アイソフォームの検出が行えます。

受け入れサンプル詳細等は下記リンクボタンよりご覧いただけます。

2.ヒト全ゲノムシーケンス解析/ヒトエクソーム解析

ヒト全ゲノムシーケンス解析(WGS)では解析の目的によって、イルミナ社でのNovaSeqシステムでのショートリードシーケンスか、パシフィックバイオサイエンス社のPacBio SequelⅡでのロングリードシーケンスを選択できます。
オプションで各種情報解析(バイオインフォマティクス)も行えます。

受け入れサンプル・価格・納期は下記リンクボタンよりご覧いただけます。

3.ロングリードシーケンシングパネル

Twist社の提供するロングリードシーケンス用パネルのご紹介です。
ショートリードシーケンス同様高い均一性を有するプローブとシーケンシング効率を最適化するワークフローでシーケンスやマップの困難な領域でもバランスのとれたカバレッジを確保します。
カタログパネルとカスタムパネルがあり、解析の目的によって選択可能です。
重要なゲノム領域の配列を効率的にスケールアップして解析することが可能です。

4.関連セミナー

Twist Bioscience Japan、タカラバイオ、理科研は共催で2023年7月14日に「ロングリードシーケンサーの最前線」セミナーをオンラインで開催致します。
ロングリードシーケンサーのパネル紹介、最新の受託解析のトレンドをお伝えする予定です。
ご参加登録は下記リンクボタンよりお願い致します。

本セミナーの登録は締め切らせて頂きました。ご登録ありがとうございました。

5.まとめ

解析目的に応じて、ロングリードシーケンスとショートリードシーケンスを使い分けすることが重要になります。受託サービス・関連製品も充実しはじめており、より研究に活用できる技術となっています。

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