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実用化の進むゲノム編集技術をはじめる!書籍・サービス・製品紹介【実験医学2024年4月号紹介】

2024年4月5日 実験医学コラボ
 
今回は、羊土社実験医学2024年4月号「動き始めたゲノム編集の医療応用」の特集となります。
ゲノム編集技術は遺伝子組み換えと異なり狙い通りに狙いの遺伝子の欠損・置き換えが可能な技術です。
研究のトレンドとしては、ZFN、TALENと進化を進め、現在は2020年にノーベル賞の受賞したCRISPR-Cas9の技術が主流となっております。
実験医学の特集にもあるように、遺伝子治療などにも応用がはじまり、さらなる注目を浴びています。
目まぐるしく進化するゲノム編集を利用した技術革新について学んでみませんか?

実用化の進む
ゲノム編集技術をはじめる!
書籍・サービス・製品紹介


目次

  1. 書籍紹介
  2. サイサチ厳選!受託サービス・製品

書籍紹介
『実験医学 2024年4月号 Vol.42 No.6 動き始めたゲノム編集の医療応用
免疫再生医療からダウン症治療、異種移植までin vivo/ex vivoでの多彩なアプローチ』

今回のポイント

特集『動き始めたゲノム編集の医療応用-免疫再生医療からダウン症治療、異種移植までin vivo/ex vivoでの多彩なアプローチ‐』では、ゲノム編集治療にクローズアップし、様々な概説を掲載しております。治療に関する最新の技術・開発だけでなく、実用化の為の社会実装にむけた問題についても、国内の現状、倫理問題、知財戦略などについての概説も掲載しております。ゲノム編集の研究に関わるすべての方にご一読頂きたい内容となっております。

特集概論抜粋

2020年にノーベル化学賞の受賞対象となったCRISPR−Cas9は、論文発表された当初からさまざまな分野での産業応用が期待されており、実際に驚くほどのスピードでその実用化が進んでいる。医療の分野もその1つであり、従来の一般的な治療法では満足できる治療効果が望めなかった疾患に対して、より効果的な治療法を提供できる画期的な技術として期待されてきた。2023年は、まさにその期待が現実化した年となった。CRISPR-Cas9を利用したゲノム編集治療薬である「exagamglogeneautotemcel:exa-cel(CASGEVY)」は、ともにヘモグロビンの異常による遺伝性疾患である鎌状赤血球と輸血依存性のβサラセミアを対象として、スイスのCRISPR Therapeutics社と米国のVertex Pharmaceuticals社によって開発され、2023年11月16日に英国で条件付き販売承認を取得した。〔中略〕現在までに、世界ではすでに150件を超える臨床試験が実施されている。一方で、国内ではゲノム編集治療の臨床試験の実施はいまだに1件に止まっており、世界との格差が浮き彫りとなっている。本特集では、国内のゲノム編集治療開発の活性化を期待し、ゲノム編集の医療応用に関連する分野でご活躍されている著名な先生方に寄稿いただき、それぞれの分野の現状とこれからの展開を中心に概説していただいた。

引用:『実験医学 2024年4月号 Vol.42 No.6 動き始めたゲノム編集の医療応用
免疫再生医療からダウン症治療、異種移植までin vivo/ex vivoでの多彩なアプローチ』
概論「ゲノム編集治療の新時代到来」より

https://www.yodosha.co.jp/jikkenigaku/book/9784758125789/866.html

実験医学3月号購入申し込みフォーム

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追って担当営業よりご連絡申し上げます。

サイサチ厳選!受託サービス・製品

PickUP 研究への活用!ゲノム編集技術を用いて目的の細胞を取得!

今回サイサチではゲノム編集技術をラボレベルで活用できるサービス・製品を特集させていただきます。 ゲノム編集技術は「遺伝子治療研究 」「創薬研究への応用 」「農作物化改良 」「エネルギー分野への応用(※微生物) 」など様々な研究への活用がされており、今後も注目を集めています。
しかし、ラボでゲノム編集を始めるのにはハードルが高いノウハウが少なくなかなか目的の細胞が得られない…など、お悩みをよく聞きます。
それを解決するために 多くのノウハウ・成功実績を持っている受託サービスを利用するのも、ゲノム編集技術を研究に取り入れる一つの選択肢です。

リプロセル「ゲノム編集受託サービス「CRSPR-SNIPER」」

CIRSPR/Cas9に独自技術『SNIPER』(作業の初期段階に最終的な編集効率を定量解析する手法)を組み合わせることで、SNPなど高難易度のゲノム編集に対応!

ターゲット遺伝子を伝えて頂ければ最適なgRNA/ドナーベクターの設計を提案し、目的細胞を取得します。150試験以上の実績があります。

エリクサジェン・サイエンティフィック・ジャパン
「 iPS細胞分化誘導サービス・新規分化法開発サービス」

ゲノム編集したヒトiPS細胞や患者由来iPS細胞から分化誘導した細胞は、疾患研究や薬の有効性予測への活用が期待されています。エリクサジェン・サイエンティフィック・ジャパンでは独自の高速分化誘導法によるiPS細胞分化サービスや新規分化法開発のためのパートナーシッププログラムを実施しております。

リコーグループとしてゲノム編集技術も提供可能になりました。

その他の受託サービス

PICKUP同様細胞作製だけでなく、ラボで細胞を作成するための遺伝子配列の設計サポート等、幅広くゲノム編集を用いた実験の為のサービスがあります。ご自身の研究の段階に応じた受託サービスを選択することが可能です。

必要な実験装置

ゲノム編集をラボで行った場合編集が完了した遺伝子を細胞へ導入する工程が必須となります。 遺伝子導入については、試薬を使う手法・機器を使う手法…様々な手法がありますが、機器を用いて物理的に遺伝子を導入する「エレクトロポレーション」はよく用いられる手法の一つとなります。

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