HOME > お知らせ > 【基礎から応用まで】バイオ医薬品研究開発の関連情報まとめ

【基礎から応用まで】バイオ医薬品研究開発の関連情報まとめ

2024年1月9日 最新トピックス
 

バイオ医薬品はバイオテクノロジー応用医薬品の略称で、ここでのバイオテクノロジーは遺伝子組換え技術や、細胞培養技術を指しています。昨今の新型コロナウイルスの流行時に注目を浴びたmRNAワクチンも遺伝子組み換え技術や細胞培養技術を技術を用いて製造されたものです。
バイオ医薬品開発は海外が先行しておりますが、国内でも創薬力向上を見越しバイオ医薬品への投資が官民で進んでいます。このページではバイオ医薬品研究関連情報として、主に遺伝子組換え技術を中心に情報をまとめています

1.関連製品紹介

バイオ医薬品研究に使用される製品・サービスのご紹介です。

#遺伝子導入 #ウイルスベクター

アデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターによる遺伝子導入

アデノ随伴ウイルス(AVV)ベクターは安全で取扱い用意なウイルスベクターとして広く使用されており、臨床治療にも多く利用されているベクターとなります。
タカラバイオでは、AAVベクター及びそれを用いたゲノム編集システム等関連製品を多く取り扱いされています。

#mRNA #合成 #カタログ

mRNA合成サービス

mRNAワクチンは昨今新型コロナワクチンで使用された事もあり、一気に知名度を上げました。
mRNAを利用した治療薬の研究開発には安定した高品質のmRNAが必要となります。
GenScriptでは、mRNA製造のワンストップソリューションにより、既製(カタログ)mRNA、カスタム合成mRNAの提供をしております。

2.関連書籍紹介

バイオ医薬品研究開発関連書籍を集めました。

気になる見出しをクリック!
※書籍詳細が展開します※
アカデミアでの創薬研究の今を知りたい!

画像
「あなたのラボから薬を生み出す アカデミア創薬の実践」
ALLJAPANでの創薬研究の最前線をご紹介した一冊です。
今の研究トレンド、成功事例等を知ることができます。

書籍詳細はこちら

相互作用解析のスタンダードから応用まで

画像
「低中分子・抗体創薬におけるスクリーニング戦略と実例、in silico解析、一歩進んだ分析技術まで」
創薬の研究における相互作用解析をまとめている一冊です。
バイオ医薬品だけでなく、低分子、中分子化合物創薬など幅広く理解できる一冊です。

書籍詳細はこちら

リアルタイム・デジタルPCR実験の必読書

画像
「リアルタイム・デジタルPCR実験スタンダード」
バイオテクノロジーを応用しているバイオ医薬品の研究においても、リアルタイムPCRは必要不可欠な技術です。その原理から実践、さらにデジタルPCRの基本から実践までを網羅した必読書です。

書籍詳細はこちら

ウイルスベクターを扱うための実験ガイド

画像
「決定版 ウイルスベクターによる遺伝子導入実験ガイド」
先項でもご紹介したウイルスベクターは現在臨床治療にも利用され、さらなる活躍が期待されています。
そのウイルスベクターの基礎から実験例・応用例をまとめた実験ガイドになります。

書籍詳細はこちら

ロングリードシーケンスを知りたいなら

画像
「ロングリードWET&DRY解析ガイド シークエンスをもっと自由に!」
創薬研究においても次世代シーケンサーは重要な役目を果たしています。基本的なプロトコールだけでなく、発展的なアプリケーションを知れる一冊となります。

書籍詳細はこちら

アッセイ手法を網羅。創薬研究者必読!

画像
「創薬研究のためのスクリーニング学実践テキスト」
スクリーニングを中心にその関連アッセイなどを網羅した、創薬研究の必読書です。

書籍詳細はこちら

3.関連セミナー

オックスフォード・ナノポア、タカラバイオ、ジェンスクリプト、理科研共催で「創薬研究への活用 mRNA、AAV、プラスミド解析最前線」のテーマでセミナーを開催致します。

絶賛参加申し込み受付中です。ご興味のある方は下記リンクボタンより詳細ページにお進みください。

セミナー概要

本セミナーでは、バイオ医薬品研究開発および品質管理において重要なプラスミド、アデノ随伴ウイルス(AAV)、mRNAをキーワードに、3社がそれぞれのソリューションを提供するセミナーを開催します。分野ごとの課題と解決策、最新の活用例について紹介します。

オックスフォード•ナノポアからは、ロングリードシークエンスとリアルタイムシークエンス
というユニークな特徴を活かし、プラスミド解析、AAVシークエンス、mRNAワクチンの開
発と品質管理についてソリューションを提供しています。
プラスミド解析やAAVシークエンスでは解析パイプラインも含めたトータルソリューション
を提供する事で、スムーズな導入が可能です。mRNAワクチンではさまざまな応用が可能となっており、いくつかの活用事例についてお話いたします。

タカラバイオからは、近年実用化が進むAAV ベクター遺伝子治療のさらなる普及のために
解決すべき技術面、製造面での課題に対する取り組みについて、組織指向性カプシド変異体の取得やAAV ベクター大量製造プラットフォーム構築の事例を発表します。

ジェンスクリプトからは、タンパク質補充療法やワクチン開発の領域で注目されている遺伝
毒性の低いRNA分子に関して発表頂きます。
本セッションでは安定性に優れた環状RNAの特性と有用性を中心にご紹介し、加えて、
GLP準拠プラスミド調製や直鎖状mRNAおよび環状RNA合成サービスをご案内します。

4.まとめ

今回はバイオ医薬品研究開発をテーマに、ウイルスベクター、mRNA、書籍情報、セミナー情報をまとめさせて頂きました。
今後国内の研究現場でも盛り上がりを見せる分野になりますので、引き続き最新情報があり次第サイサチでご紹介させて頂きます。

この情報に関するお問い合わせはこちら

TOP