昨今、バイオテクノロジーの領域で急速に広まった次世代シーケンスの関連製品をご紹介いたします。
目次
次世代シーケンスとは?
次世代シーケンスは数百から数千もの遺伝子を同時にシーケンスすることのできる基盤技術です。
今や基礎研究だけでなく、臨床研究、臨床診断などにも応用されている技術となります。
次世代シーケンスで使われる機器
次世代シーケンスには様々なシーケンス機器、周辺機器、試薬、データ解析用サーバーなどが必要です。
ここでは次世代シーケンスに必須のシーケンス機器をご紹介します。
■iSeq100 システム
・最大出力1.2Gb
・最大リード長150bp×2
・1ランあたりの最大リード数400万
■MiniSeq システム
・最大出力7.5Gb
・最大リード長150bp×2
・1ランあたりの最大リード数2,500万
■MiSeq システム
・最大出力15Gb
・最大リード長300bp×2
・1ランあたりの最大リード数2,500万
■NextSeq550 システム
・最大出力120Gb
・最大リード長150bp×2
・1ラ1ランあたりの最大リード数4億
■NextSeq2000 システム
・最大出力330Gb
・最大リード長150bp×2
・1ランあたりの最大リード数10億
■NovaSeq6000 システム
・最大出力6000Gb
・最大リード長250bp×2
・1ランあたりの最大リード数200億
おすすめ関連試薬
シーケンスの目的や前処理方法によって有効な試薬の選択が必要です。
特に注目の高いおすすめ商品2選をご紹介致します。
■イルミナのシーケンサーでロングリードシーケンスを可能に
「Universal Sequencing Technology社 TELL-seq™ Library Preparation Kit」【富士フイルム和光純薬】
疑似的に長いDNAライブラリーを形成することで、ロングリードシーケンスと同等の解析を可能にするのがTELL-Seqです。ショートリードシーケンスで解析困難であったハプロタイプ解析やゲノム構造解析が可能になります。
■NGSライブラリー定量にかかる時間を大幅短縮!
「BrightBox Assay Mix & Controls 」【エムエステクノシステムズ】
シーケンス前の前処理作業の短縮にオススメの製品のご紹介です。
BrightBoxはNGSライブラリー定量において従来のqPCR法よりもスピード性が大きな魅力の製品となっております。